ニューカレドニア New Caledonia
(フランス語Nouvelle-Calédonie)
を2010年に旅した時のことを思い出している。
この国のことを知ったのは1984年公開の「天国にいちばん近い島」という映画だった。
といっても実際その映画をちゃんと観たのはこの旅行から帰ってきてからで
それだけその映画からの知名度は高かったように思う。
子供のころからなんとなくいつか行ってみたい国だった。
日本からはAircalinの直行便が出ており首都Noumeaまでは約8時間半と行きやすい。
ニューカレドニアはオーストラリアやニュージーランドから近いといっても1200〜1500km離ていてフランス語圏というのは興味深かった。
フライト,宿,現地での移動手段すべて個人手配だったため
ニューカレドニア本島(Grande Terre グランテール)の
Nouméa ヌメアからロワイヨテ諸島(ロイヤルティ諸島、Îles Loyauté) の Ouvéa ウベア島までの航空券手配とウベア空港からのピックアップ手配が少し面倒だった。
ヌメアのマジェンタ空港からウベア空港まで国内線エア・カレドニアで約35分と近いが、
ウベアへは便数が少く日帰り観光客のほとんどはチャーター便のツアーで行くため
現地発のツアーが満員で申し込めなかった私のような個人旅行者にとって一番苦労した部分だった。
ウベアには公共交通機関が無いと書いてあったが本当に何もなかった。
レンタカーでも使わない限りはウベア空港到着から皆ツアーの車か宿泊先の送迎車に乗って移動しばければならない。
この旅ではウベア島唯一のホテル、パラディ・ド・ウベア(Paradis d' Ouvea)にコンタクトを取り、空港送迎とムリビーチ Mouli Beach までのドライブを依頼して大変助かった。
とても素敵なホテルで、ランチもとることもでき、次回来ることができた場合にはこちらに宿泊してみたいと思った。
ムリビーチに近づくとのんびりしていて近くの住人の方々が民家から手を振ってフランス語でメリークリスマス(joyeux noël)と挨拶してくれて写真をとっても構わないと合図してくれた。みんなすごい笑顔だった。
ビーチに出ると誰もいないどこまでも続く美しい白砂の浜と
波もなくものすごい透明度の海を見てこんな所に来ているなんて信じられない気分であまりの嬉しさで泳がずひたすら写真を撮っていてすばらしいという言葉を連発していた。
天国にいちばん近い島ですと言われているのも実際行ったらそう思えた。
Christmas Holiday 2010
アンス バタ Anse Vata からカナール島 Ile aux Canards が近くに見える |
Accommodation: Le Surf Hotel ル サーフ 帰国後に映画を観たらこのホテルが出てきていてびっくりした。 |
ヌメアからウベアまでの国内線 |
ウベア空港 |
ムリビーチへ向かう車窓から |
パラディ・ド・ウベアのレストランから |
パラディ・ド・ウベア前のビーチ |
Mouli Beach ムリ ビーチ |
地元の方の家 |
映画にも出てきた ムリ教会 Eglise de Mouli |
パラディ・ド・ウベア ホテル |
このホテルによく来ているらしい |
Lunch |
Le Surf Hotel Dinner |
Noumea |
海上レストラン Le Roof で Xmas Dinner |
メトル島 Ilot Maitreまでこのボートで行った。 |
メトル島では日帰りでカヌーなどに挑戦した |
ブーライユ Bourail はグランドテール島の中部西海岸にある 首都ヌメアにつぐ第二の街で ボートに乗って世界遺産に含まれるグリーン島へ行った。 |
世界でも有数のウミガメの産地としても有名 |
グリーン島が見えた |
移動するボートからのロープにつかまりながらスノーケリングをした |
ヌメアの朝市 |
Le Surf Hotel |
早朝ホテル前を散策 |
帰国する日の朝 アンス バタより |
日本への帰国便から |
しばらく続く珊瑚礁や小さな島がきれいだった |
この旅はもう今から4年前になる。
つい先日テレビで映画「天国にいちばん近い島」をやっていて久しぶりに観て
思い出したというわけで、
そしてまた何か特別なときに行けたらいいなあ
とちょっと期待している。